平成21年5月3日

 

5.3憲法記念日講演会

 

 

GH

GHQのやっつけ仕事で専門家不在のまま草案施行された占領憲法、

日本国憲法を記念する日が近づいて来ました。

 

この憲法は施行後に一文たりとも修正や改正されることなく現在に至っておりますが、

日本の民族性に根ざした自発的な規範とは相容れない、

欧米的な近代合理主義の内容となっております。

 

日本主義に根ざした憲法学者の故佐伯宣親先生は次のように主張されました。

「占領憲法を強要された日本は、占領軍がいかに強権を持ってその国の憲法を

改悪しようとも、最後は原点に戻って民族の自発的意思による憲法を制定するという、

世界の良き先例となるべく世界史的な使命を持つ。」 

 

自主独立を果たした後に、占領憲法を破棄するのが民族自決として当然だと考えられます。

 

      ところが、現在の日本の状況はというと、 安倍首相がいわゆる「憲法改正手続法」を

成立させたものの、 国民投票年齢を18歳に引き下げるという妥協をしたために、

関連する法律改正を待たねば改正手続きに入れない状況に陥りました。

 

また、麻生首相に至るまで歴代の首相が、自虐的な戦後謝罪外交の代名詞である

村山談話」を踏襲するという愚を繰り返し、まさに腐臭を放つ状況であります。

 

      北海道においても、『週刊金曜日』に代表される左翼勢力が護憲を訴えるだけでなく、

地域の政党も護憲派候補者を立て、あろうことか一部の保守派も支持するような

憂うべき状況が続いております。

 

      この講演会をきっかけに、現行憲法に対して民族の自発的意思を反映させる動きが

活発になればと切に思うものであります。

 

万障繰り合わせの上、ご賛同ご参集賜りますよう切にお願いいたします。

 

 

と き  平成21年5月3日() 午前10時    開場

午前10時15分 開演

 

ところ  かでる2・7北海道立道民活動センター10階1040会議室 

(札幌市中央区北2条西7丁目)

 

講 師  坪内 隆彦 氏 (月刊日本』編集委員、社団法人日本マレーシア協会理事)

講師略歴  昭和40年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。

平成元年退社後、フリーランスで取材・執筆活動に入る。同3年に「国連における大国協調の光

と影」で 佐藤栄作賞(国際連合大学協賛財団懸賞論文優秀賞)を受賞。

主著に『アジア復権の希望マハティール』(亜紀書房、平成6年)

『キリスト教原理主義のアメリカ』(同、同9年)『岡倉天心の思想探訪』(勁草書房、同10年)など。

現在は、『月刊日本』に「日本文明の先駆者」を、『月刊マレーシア』に「明日のアジア望見」を連載中  

 

入場料 1,000

 

主催 日本を大切に思う道民の会

 

    

  

 

定住だけで付与される外国人参政権には断固反対します